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ヨーロッパ鉄道の旅18日目その3:ローマ(Rome)市内観光。パンテオン(Pantheon)とかサンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo、Castle of the Holy Angel)とか。
バチカン市国(Vatican City)のサン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)のドーム(クーポラ)に登った時の様子はこちら。
バチカン市国(Vatican City)からローマ(Rome)に戻って、コンチリアツィオーネ通りをまっすぐに進むと、すぐに目の前にレンガ作りの要塞みたいな建物が目に飛び込んできます。
なんでしょ???っと思って見に行ってみると、「MUSEO NAZIONALE DI CASTEL SANT’ANGELO」と書かれています。
何かな??っと思って調べてみたら「サンタンジェロ城」というお城で、、ローマ帝国の皇帝でいわゆる「五賢帝」のひとりハドリアヌスが自らの霊廟として建設を開始し、アントニヌス・ピウス治世の139年に完成した建物なんだそうです。その時代時代によって要塞や牢獄、避難所などとして使用されていたようです。現在は博物館になっています。
皇帝ハドリアヌスといえば『テルマエ・ロマエ』に出てきたあの皇帝ですね。っていうかあれはフィクションですけどね(笑
中を見てみようとも思ったのですが、サン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)だけで頭がパンク状態だったのでパス。そうそう、このサンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo、Castle of the Holy Angel)とサン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)は秘密の通路でつながっているそうです。両方の建物を要人達がこっそりと行き来していたんでしょうか??
サンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo、Castle of the Holy Angel)の前には雰囲気のある白色の橋がかかっています。サンタンジェロ橋(ponte Sant'Angelo)というそうです。橋の上には、ベルニーニ自作の2体を含む10体の天使像の彫刻で飾られています。
サンタンジェロ橋(ponte Sant'Angelo)の途中からのサンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo、Castle of the Holy Angel)の眺めが素敵。
対岸に渡って、川沿いに少し進むと、白い立派な建物が。「Court of Cassation」と言う名前のようです。ローマの裁判所でしょうねぇ。イタリア名は「Corte suprema di cassazione」です。威厳があって立派な建物ですねぇ。
そこから南方向へ。振り返ってみてもローマの裁判所(Court of Cassation、Corte suprema di cassazione)の存在感がすごいです。
ローマ市街の路地を横目にしばらく歩くと・・・、
今度はナヴォーナ広場(Piazza Navona)という場所に到着。紀元1世紀に造られた競技場が元になっているそうです。日本人がいっぱい。
中央にはオベリスク・Fontana dei Quattro Fiumiがあります。シルビアが言ってた古代エジプトの記念碑でローマに12本か13本あるってやつの1本ですね。後ろに見えるのはサンタンニェーゼ・イン・アゴーネ(Sant'Agnese in Agone)という教会です。
オベリスクの下は南国を思わせる立派な噴水。四大河の噴水というようです。
このナヴォーナ広場(Piazza Navona)には、その他にムーア人の噴水やネプチューンの噴水といったいくつかの噴水があります。これはネプチューンの噴水かな??タコに槍を刺そうとしているし。
ナヴォーナ広場(Piazza Navona)を取り囲むようにホテルやレストランが並んでいるのですが、そのなかのショーウィンドウの中にカラフルに絵が描かれた食器セットが展示されていました。この地域の有名な食器でしょうか??とってもおしゃれですね。
ここから歩いて数10mでパンテオン(Pantheon)に到着。観光名所がひしめいていますねぇ。徒歩で色々見て回れます。
このパンテオン(Pantheon)の前にもオベリスクが。本日3本目。この勢いで13本すべて発見できそうです(笑)パンテオン(Pantheon)の壁にはピストルで撃たれたような無数の穴がありますが、これは昔、メタルが高価だった時代に、中のメタルを盗むためにあけられた穴なんだとか。貴重な遺跡なのに残念ですね。
このパンテオン(Pantheon)は2代目で、再建したのは皇帝ハドリアヌスなんだそうです。あの『テルマエ・ロマエ』の・・・。ってあれはフィクションですね(笑
1900年ほど前に建てられたとは思えないような豪華な装飾。ラファエロの墓もここにあります。
天井も立派。自然光が差し込んで、神秘的な明るさを演出しています。こういうのを見ると、この1900年間であまり技術の進歩がないような気がしなくもないですね・・・。ちなみにこのパンテオンは直径、高さともに43.2mだとか。今みたいな科学技術がない時代によくこんな建物を作れましたねぇ。
このパンテオンからさらに南へしばらく進むとカンポ・デイ・フィオーリ広場(Campo de' Fiori)という広場があります。ローマで一番有名な朝市が開かれる場所なんだそうです。・・・が、訪れた時はマーケットの開かれた面影がなんとなく残っている程度でした。まぁすでにお昼をまわっていましたからね。
近くにあった黄色のこの建物はなんでしょう??何の建物かチェックするのを忘れたけど、これも特別そうな建物ですねぇ。
ポーランド人シルビアのローマ案内はまだまだ続きます。
ヨーロッパ鉄道の旅18日目その4に続く。
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2011/03/01 (Tue.) Comment(0) イタリア
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