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ヨーロッパ鉄道の旅18日目その1:世界最小の国土のバチカン市国(Vatican City)のサン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)
前回のフィレンツェ(Firenze、Florence)最終日の散策のもようはこちら。
とうとう3月。3月1日の朝はローマ(Roma、Rome)のホステルで迎えました。ぐっすり寝て気分すっきり・・・ってなわけはなく、朝7時過ぎまで寝たり起きたり・・・。ヒーティングがなしだった為、寒くてよく眠れなかった(汗)朝起きて暖かいお茶で少し復活。
昨日は19時半ごろにローマ(Roma、Rome)についてメトロ(地下鉄)でこのホステルにやってきました。夜のメトロ(地下鉄)は薄暗くて壁も汚いし、ちょっと怪しげな雰囲気でした。チケットを券売機で買う時に、変な人が「チケット何枚欲しいの??」みたいな感じでいろんな人に聞きまくっていました。その時は不気味だったので断ったのですが、どうやらまとめ買いしたらチケットが安いみたいで、そのまとめ買いをしたチケットを売ってお金を稼いでいるようです。メトロ(地下鉄)は€1。このチケットはバスもトラムも共通らしい。便利。ちなみにメトロ(地下鉄)では1回きりだが、バスやトラムでは75分間乗り放題みたい。
ホステルはメトロ駅オッタヴィアーノ サン・ピエトロ (Ottaviano- San Pietro)から歩いて数分なはずが、よく分からなかったので、日本人が入って行った建物についていったら無事に到着♪旅に慣れてくると困った時のカンみたいなのも鋭くなってきますね(笑)ホステルの受付の兄ちゃんはロンドナー。フレンドリーやけどテンションがめっちゃ高い。。。寝る前にパソコンで翌日の計画を考えていたら、ポーランド人の女性シルビアと仲良くなった。ボーイフレンドと来る予定だったけど、仕事か何かの都合でひとりで来たとのこと。ポーランド人と言えば、以前のローマ教皇はポーランド人で4~5月ぐらいにある法事みたいなイベントの際に多くのポーランド人がローマを訪れるらしいです。そんな話の流れから、バチカン市国に一緒に行くことに。ちなみにホステルを見つける時に後をつけた日本人は立教大学の4年生。広告関係の勉強をしていて就職も決まっているそうです。世界一周旅行券で世界一周中なんだそうで、アメリカ→ペルー→ボリビア→スペイン→イタリア→台湾→インドみたいな予定で動いているんだとか。南米は濃いコアなバックパッカーがいっぱいで楽しかったらしい。自分も行ってみたいですね。
そんなこんなで昨夜は0時ごろに就寝して今に至るわけです。で、昨夜の話の流れのとおり、本日はシルビアとバチカン市国を訪れるわけですが・・・、ホステルのスタッフが寝ていてフロントに居ず(汗)ってことでチェックアウトできず。チェックインしたそうなお客さんも並んで待っているのに。。。
シルビアや昨夜の日本人大学生としゃべったりして時間を過ごしていたらスタッフ起床。荷物を預けてやっとこさ出発。10時半になっていました。
いよいよバチカン(Vatican City)へ!っていっても泊っていたホステルから徒歩数分(笑)このアーチをくぐればバチカン市国(Vatican City)です。
こちらがバチカンの広場。訪れた人たちを両手で包むように歓迎しているのが設計のコンセプトのようです。シルビアは昨日一日かけてポリッシュガイドとともに主要な観光名所はすべて周ったらしく、その事もあっていろいろと説明してくれました。一部アーチがないのは来る人を迎え入れているからなんだそうです。
広場の中央には石柱が。これはローマ(Roma、Rome)に12本あって、昔、クレオパトラか誰かからプレゼントされたらしい。へぇ~。
バチカン市国(Vatican City)と言えば、サン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)。立派な造りです。
扉の付近には正装をした人たちが何かのやり取りをしていました。映画の一コマ見たいですね。
持ち物チェックを受けて、さっそく中へ。建物内は豪華そのもの。ほとんどをミケランジェロが完成させたらしいです。
マリアがキリストを抱いている像が最高傑作なんだとか。入ってすぐ、右手にありました。『ピエタ(Pietà)』というそうです。
建物中央の部分は身廊(The Nave)というのかな??奥にあるバルダッキーノの大天蓋(Bernini's baldacchino)まで続いています。
よくみると床に文字が打ち込まれています。キリスト教の聖堂のを大きさごとに並べて記載されているようです。たぶん。ちなみにサン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)はキリスト教では最大の大聖堂なんだそうです。
身廊の床にある赤色の丸い石敷は以前の大聖堂から持ってこられたもので、王位継承を行う場所として使われるそうです。
バルダッキーノの大天蓋(Bernini's baldacchino)は近くで見ると少し不気味で高貴な雰囲気がムンムン。きれいならせん状を表現した石柱と屋根のデザインが圧倒的。教皇のみがここで祭典を挙行するようです。
地下は聖ペテロのお墓があります。
バルダッキーノの大天蓋(Bernini's baldacchino)の上は巨大な大円蓋(クーポラ)があります。ミケランジェロ作。迫力満点。
大天蓋の奥にはジャン・ロレンツォ・ベルニーニ作の『聖ペテロの司教座(Chair of Saint Peter)』があります。
その他にもこの大聖堂の中には多くの礼拝堂や墓碑、彫刻、モザイク画があります。アレクサンデル7世墓碑(Monument to Alexander VII)やモザイク画『聖セバスティアヌスの殉教』(ドメニキーノ)
その他もろもろ。
天井も素敵です。
大聖堂からのバチカン広場。なんとなく両手で包みこんでいるというイメージが湧く気がしますね。
サン・ピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)のHPはこちら(英語のみ)。
ヨーロッパ鉄道の旅18日目その2へ続く。
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2011/03/01 (Tue.) Comment(0) バチカン
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