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ヨーロッパ鉄道の旅20日目その1:コロッセオ(Colosseo, Colosseum)とフォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)の中へ
ヨーロッパ鉄道の旅19日目はこちら。
ローマ、っというかイタリア最後の日。朝8時ごろに起きて朝シャン。そしてのんびりとチェックアウトの準備をする。チェリーとは今日でお別れ。彼女も出発の準備中。最後にお別れだけ行って、10時ごろにチェックアウト。
さて、観光に行きましょうか!っとなる前に、荷物を預けてホステルのバーで朝食♪またまたフレンチトーストを食べながらのんびりしている間に、朝から降っていた雨がやんで青空が顔をだしてきました。
思えばローマに来てからはずっと雨だったので、最後の最後にキタ!っと思って、いざコロッセオ(Colosseo, Colosseum)へ。
ローマはあまり広くないので、主要な観光地は見て周るだけなら一日で行けそうですね♪今日一日で全部行こうかな(笑)天気の良い時のバチカン市国(Vatican City)ももう一度行くか!?ってな気分。空が晴れると気分ものってきますね♪
とりあえずメトロでコロッセオへ。当初はトラベルカード(€4)を買おうかと思ったけど、あまり元をとるほど乗りそうにないので、1回ずつチケットを買う事に。ガラガラの地下鉄に乗ってすぐにコロッセオに到着。
コロッセオの入場はかなりの列ができてました。€4追加して英語のガイドツアーを申し込むと、キューをスキップできるらしい。さらに、後々分かったのだが、コロッセオのチケットはフォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)等とセットになって€12。コロッセオのチケット売り場は大行列だが、フォロ・ロマーノ(英語ではローマンフォーラム)の方はガラガラ。そっちでチケットを買った方が断然良いです。
行列に並びながら見上げたコロッセオの壁。何百年もここにあると思うと考え深い。
長い待ち時間を経てコロッセオの内部へ。内部の迫力は圧巻です。
大昔の人がこんな巨大なスタジアムを作ったなんてビックリ。地下室まであったようです。電気もない時代にすごいですねぇ。ここも日本人がいっぱいいました。
コロッセオからはコンスタンティヌスの凱旋門(Arco di Costantino)も良く見えます。
次はフォロ・ロマーノへ。入口がわからずしばらくさまよっていたら、犬の顔みたいな木やなんだか特別っぽい教会風な建物を発見。
そんなこんなでフォロ・ロマーノへ。地図を見てたら全く迷うような場所ではなかったですね(笑
ここは一番初めにローマの町が作られたところです。昔は今みたいに車等がなかったので、コンパクトな街になってたんでしょうか??ヨーロッパの街はどこもコンパクトで観光しやすいですね。
壁にはローマ帝国の移り変わりの様子が描かれています。はじめはここフォロ・ロマーノから起こった町でした。
しかし最終的には地中海沿岸すべてを納める大帝国に。すごいですねぇ。
この遺跡には、現存するローマ最古の凱旋門である「ティトゥスの凱旋門」や、「アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿(Temple of Antoninus and Faustina)」、「ウェスタ神殿(Temple of Vesta)」、「カストルとポルックス神殿(Temple of Castor and Pollux)」、「バシリカ・ユリア(Basilica Giulia)」、「フォカスの記念柱 ( La Colonna di Foca、The Column of Phocas)」、「サートゥルヌス神殿(Temple of Saturn)」、「セプティミウス・セウェルスの凱旋門(Arch of Septimius Severus)」、「ウェスパシアヌスとティトゥス神殿(Temple of Vespasian and Titus)」、「コンコルディア神殿(Temple of Concord)」、「タブラリウム(Tabularium)」、「ウェヌスとローマ神殿(Templum Veneris et Romae)」などなど、数え上げたらきりがないほどの歴史的建造物やその遺跡が残っています。1000年以上前にこんな重たそうな石をどうやって組み上げたのか??とか装飾の技術とか驚かざるえなことばかりです。観光する際は事前に予習しておかないとダメですね。
フォロ・ロマーノで偶然チェリーにまた会った(笑)ヨーロッパの至る所で会うなぁ。。。
ヨーロッパ鉄道の旅20日目その2に続く。
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2011/03/03 (Thu.) Comment(0) イタリア
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ヨーロッパ鉄道の旅19日目:ローマ(Rome)市内観光。トレビの泉(Trevi Fountain、Fontana di Trevi)や真実の口(Bocca della Verità)など。
ヨーロッパ鉄道の旅18日目はこちら
朝方は寒くて眠りが浅く、何度も目を覚ましながらダラダラと9時ごろ起床。外は雨でテンションが上がらす・・・。ってことでぶらりと一人でバーに朝食を食べに行くことに。
でてきたフレンチトーストは大きめでさらに目玉焼きが下に敷いています。上にはバナナのスライスとハニーがのっていて、コーヒー付きで€3♪おいしかった♪居心地が良かったので、そのままネットをしながらのんびりと過ごす。このまま雨が降り続いたら、ホステルでずっと過ごそうかという勢い(笑
そんな気分に反応してか、昼過ぎ頃に雨がやんだので昼食は外で食べようと連れと一緒に外出。ホステルのすぐそばにおいしそうなピザ屋さん発見。100gあたり€1前後でどれもおいしそう。まずは昼食候補にノミネート。
ブラブラ歩いていると再び雨が降り出した。けど、ホステルからも微妙に離れているし、しょうがないので傘をさして雨の中を移動。すこし歩くとテルミニ駅(Roma Termini railway station、Stazione di Roma Termini)に到着。
このテルミニ駅のなかにセルフスタイルのレストランを発見。ランチはここに決定。€9.9だが、ボリュームたっぷり♪、しかし今一つ何を選んでいいのか分からず、店員さんに説明してもらいながら皿を選んで2人で別々の料理をシェアすることに。パスタ・ライス系からⅠ皿、メインの中からⅠ皿、そしてサラダを選ぶって感じ。バランスの良い食事がとれます。
昼食を食べている間も外は雨、2時半ぐらいまでレストランで粘ったけど、とうとう重い腰をあげて、雨の中を散策することに。まずはじめに目指したのはトレビの泉(Trevi Fountain、Fontana di Trevi)。ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉で、ローマ観光といえばここ!っていうぐらい有名な観光名所のひとつですね。
道中は、左右を見渡せばどれも特別な感じを漂わせる建物だらけ。なにか特別な建物なんでしょうか??街路樹にはミカンがなっていて色鮮やか。薄暗いはずのトンネルもおしゃれですね。
若干遠回りしながらも無事にトレビの泉に到着。
真ん中に居るのが水を司るネプトゥーヌス(ポセイドン)。左にいるのが豊饒の女神ケレース(デーメーテール)、右には健康の女神サルース(ヒュギエイア)がいるそうです。
トレビの泉という名前だけに泉に目が行きがちですが、背景の壁になっているのはポーリ宮殿の一部です。
ちなみに、後ろ向きに硬貨を泉へ投げ入れると願いが叶うらしいです。投げる硬貨の枚数によって願いが異なるそうで、硬貨1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができるそうです。3枚投げると破局・・・・、この手の言い伝えはロマンティックな物が多いのですが、ここのはなんだか現実的ですね(笑
続いて向うのは真実の口(Bocca della Verità)。こちらも定番の観光名所ですね。まずは歩いてヴェネチア広場(Piazza Venezia)へ。昨日も見た大きな白い建物、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele II)が目印です。以前のブログでも書きましたが、この建物は1870年のイタリア統一の立役者、初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の偉業を称えて建てられた記念堂です。
とってもでかい建造物で、上まで登ると軽くあたりを見渡すことができます。
そのすぐそばにはフォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)やトラヤヌスのフォルム( Forum Traiani、Trajan's Forum)といった昔に栄えていた町の遺跡が広がっていますが、昨日歩いたのでここはパス。
このまま、昨日歩いてきた道を逆行するようにして南へと歩いて行くこと15分ほどかな?目の前に茶色の建物が見えてきます。その周囲には人だかりができているので、ここが真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)といことがすぐに分かりました。
この人だかり、良く見ると日本人がいっぱい(笑)そんな自分も日本人の集団に加わって20分ほど並んで真実の口で写真を撮ることができました。ここでの写真は1人1枚ルールがあります。€0.5とられます。有名な割には、歴史的な価値は謎です(笑)映画か何かで有名になったのかな??
こちらはサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)の内部。外から眺めただけで、そそくさと移動。
教会の裏はチルコ・マッシモ(Circo Massimo)という10万人以上収容できたと言われる大競技場のローマ遺跡があります。・・・・が、そういった説明を聞いておかないと全然気が付きませんね(笑。ただの広場にしか見えません・・・。
さてと、宿に戻りましょうか。ってことでテルミニ駅方面へ向かいます。途中でコロッセオ(Colosseo, Colosseum)を通過。
せっかくなので、もう一度コンスタンティヌスの凱旋門(Arco di Costantino)を見ておきました。
ちょっと道に迷って50分ほどかかって宿に到着。夜はチェックイン時にもらったウェルカムドリンクチケットを使ってビール♪
パソコンをとりに部屋に戻った時にレセプションの兄ちゃんに呼び止められた。日本人客がカードを使いたがっているが、€100以下は€5のサービスチャージがかかることをいくら説明しても理解してくれないとのこと。とりあえず説明してあげて、納得したみたい。その後バーで彼と少しおしゃべり。早稲田大学4年生で卒業旅行中なんだそう。トルコ→ギリシャ→船でイタリア、最後はロカ岬を目指すとのこと。政治関係を勉強していて就職先は重機関係の会社なんだそうです。なんだかすごいねー。
そんなこんなで本日は11時ごろに早めの就寝。なんだかんだで結構歩いたなぁ。
ヨーロッパ鉄道の旅20日目につづく。
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2011/03/02 (Wed.) Comment(0) イタリア
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ヨーロッパ鉄道の旅18日目その5:ローマ(Rome)市内観光。フォロ・ロマーノ(Foro Romano,Roman Forum)からコロッセオ(Colosseo, Colosseum)
ポルティコ・ディ・オッタヴィア(il portico d'ottavia)とマルケス劇場(Teatro di Marcello)を抜けて、やや北側に見える巨大な白い建造物ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele II)へと向かいます。
この記念堂の基礎の部分はこれまた遺蹟っぽい建物ですねぇ。なにかの遺跡の上に建てられたのでしょうか??っと思って見上げてみると教会がありました。サンタ・マリア・イン・アラコエリ教会(Santa Maria in Arakoeri)といって、内部は結構立派なようです。が、今回は時間もないのでパス。
ふと右手をみると、長―い階段とその奥にある特別そうな建物を発見。ここはローマにある古代ローマ時代の7つの丘(ローマ七丘)のひとつで、カンピドリオ (Campidoglio)とよばれるそうです。ローマ七丘の中でも最も高く、ローマの中心だったそうです。で、その丘の上にある建物がローマ市庁舎(Comune di Roma)なんだそうです。ってことで今もローマの中心として機能しているんでしょうねぇ。
長―い階段を使ってさっそく丘を登ってみましょう。
階段をのぼりながら左手を見上げると、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele II)とサンタ・マリア・イン・アラコエリ教会(Santa Maria in Arakoeri)がそびえ建っています。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele II)は遠くから見るととっても目立って立派な建物なんだそうですが、歴史上はあまり重要でないそうです。シルビア曰く、自己満足か何かのために建てられたそうです。ってことで今回は素通り。
階段を登りきるとカンピドリオ広場(Piazza del Campidoglio)が広がっています。ミケランジェロが設計したそうです。その奥にローマ市庁舎(Comune di Roma)が。控えめな豪華さを感じますね。
カンピドリオ広場(Piazza del Campidoglio)からローマ市庁舎(Comune di Roma)の隣の通りを抜けて進むと、その奥には巨大な遺跡が広がっていました。
ここがフォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)といって、古代ローマ時代の初期の町が栄えていたところなんだそうです。ここからはじまった町がいずれヨーロッパ中を支配するようになるわけです。そう思うと、なんだか歴史上ものすごく重要な位置に立っている気がしてなりません。当然、世界遺産に認定されています。
中にはいくつかの凱旋門が建てられています。戦争に勝利した記念に建てられていたそうです。これはセプティミウス・セウェルスの凱旋門(Arcus Septimii Severi、Arch of Septimius Severus)でしょうか?その造りの素晴らしさを一番近くで実感できる凱旋門だと思います。
結婚式の前撮りの場所としても有名なようです。
このフォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)の周りにも別のフォラムがあります。王が変わるとそれぞれ自分独自のものを作っていたらしいです。フォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)の西側にはフォリ・インペリア通りという大きな道路が通っているのですが、その道路の反対側にあるトラヤヌスのフォルム( Forum Traiani、Trajan's Forum)にはショッピングセンターのような建物があったそうです。1階が食品、2階が服みたいな感じで。ちなみにこのフォリ・インペリア通りはコロッセオ(Colosseo, Colosseum)へと続く大通りで、ムッソリーニがフォラムを分断して作らせたそうです。
さて、そのままコロッセオ(Colosseo, Colosseum)へと向かいましょう。コロッセオはフォロ・ロマーノ(Foro Romano、Roman Forum)のすぐ東側にあるのですが、これまたでかさがハンパナいです。目の前にそびえる巨大な円形の遺跡は迫力満点。
すぐそばにはコンスタンティヌスの凱旋門(Arco di Costantino)という世界遺産に登録されている遺跡もあります。
ここらで雨が強く降ってきたので、今日の観光はここまで。メトロで宿に戻って本日のガイド役のシルビアとお別れ。一日で結構見て周ったなぁ。シルビアには感謝感謝です。
今夜はテルミニ駅近くの別の宿に泊まるので荷物をもって移動。移動にはメトロを使ったのですが、混みまくっていてかなりきつかった・・・。クタクタになりながら宿に到着。今回の宿は比較的簡単に発見できました♪若者に人気なホステルのようでレセプションには多くのバックパッカー達が今夜の宿を求めてやってきていました。ここはキッチンはないのですが、barが併設されています。しかも宿泊につきウェルカムドリンク付き。とりあえず、近くのスーパーで晩飯の食材を調達しに行って戻って来ると、なんと、リスボンで一緒だった韓国人のチェリーと偶然にも同じ宿(驚)話を聞くと、リスボンで別れたあとバスでスペインのセビーリャに行って、そこからマドリッド→バルセロナ→フランスのニース→ローマみたいなルートをたどってきたそうです。今日はポンペイのガイドツアーに参加してきたのだとか。次はヴェネチアのカーニバルを見に行くらしい。ヴェネチアにはコリアン宿があって一泊32ユーロぐらい?で食事付きなんだそうです。カーニバル中にしてはお得ですね。 そんなこんなでチェリーと近況報告したり、ネットしたり、洗濯したりして12時ごろに就寝。
ヨーロッパ鉄道の旅19日目へつづく。
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2011/03/01 (Tue.) Comment(0) イタリア