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ヨーロッパ・鉄道の旅7日目その2:まさかの再びカスカイス(Cascais)へ
前回のリスボン(Lisbon)観光の様子はこちら
ベレン(Belém)に行くつもりだったのに、間違った列車に乗ってしまったようでベレン(Belém)駅をあっさりと通過・・・。状況を把握している内に次の駅も通過・・・。
しょうが無いので、開き直って再びカスカイス(Cascais)に行ってイワシでもまた食べようということに。昨日食べておいしかったしね。旅にはこういった柔軟性は必要です(笑)
そうこうしている内にカスカイス(Cascais)に到着。リスボンから列車で約40分。近いですね。昼間のカスカイス(Cascais)はまた違った雰囲気ですね。夏に来たらゆっくりできそう。リゾート地として人気なのも納得です。
海岸を歩いて、近くにある要塞の方へいくと、バンクシー(banksy)っぽい絵を発見!本物かどうか分からないけど、記念に写真を一枚♪
要塞の裏側にはクルーザーがいっぱい停泊していました。夏場になると多くのセレブ達がクルージングにでかけるんでしょうねぇ。
そのまま海辺を進むと雰囲気のいいレストランや建物がありました。のんびりと一日過ごせそうです。
このカスカイス(Cascais)には地獄の口(Boca do Inferno)という見所があるようなので、どうせ来たならそれも見て帰ろうという方向に。っていっても分かっているのは海辺にあるという事だけ・・・。
道を聞きながら歩くこと数十分。お土産物屋やレストランがあって、旅行者がいっぱい。そこで再び尋ねると、この先に何かがあるとのこと。
そのまま言われた方向に進むと、そのすぐ先に地獄の口(Boca do Inferno)がありました♪後々考えるとそんなに遠くはなかったですが、気分的にはめっちゃ歩いた気分です。カスカイス(Cascais)の街から1.5kmぐらいかな??
地獄の口(Boca do Inferno)は海辺の崖が口のようにアーチ状に浸食されていて、そこに荒波が打ち寄せて荒々しい雰囲気を出していました。写真でいまいち伝わりにくいですが、波が打ち寄せる音や、見た目の荒々しさから迫力満点。火曜サスペンスを彷彿させる光景です。
歩いて駅の方へ戻って、昨日のパブ街あたりを散策。
いろいろと物色して、昨日晩飯を食べた数軒隣でちょっと遅いランチを食べることに。イワシのグリル(€5.5)とタコのグリル(€9.95)、あとはポルトガルビールのスーパーボック(super bock)。一緒に出されるパンとオリーブ、イワシのパテは食べると€1.5をチャージされます。
どれもうまい♪ポルトガルの料理はいいですね~。
カスカイス(Cascais)の駅から今度こそベレン(Belém)へ。今度も急行に乗ったけど、しっかりと最寄り駅で下車。そこからはトラベルカードを使ってバス移動。No.729で発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)のそばまで移動。
ジェロニモス修道院Hieronymites Monastery (Mosteiro dos Jerónimos)の前を通って、
発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)に着いた頃には天気はあいにくの雨と風・・・。今まではうまく雨をかわしていたのに・・・。発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)の中にはちょっとしたお店とミュージアムになっています。無料で入れるお土産物コーナーでしばし雨宿り。
雨がやんだところで発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)の写真を撮影。ここにはポルトガル人が発見した大陸とその年号が書かれているのですが、それによると日本を発見したのは1541年らしいです。へぇ~。
そうこうしていたら韓国人女の子Cと会った。昨日も会ったし、よく合うなぁ~。
続いてベレンの塔(Torre de Belém)へ。ここでも韓国人女の子Cとばったり。他にもブルガリア人とイタリア人のカップルに写真撮影を頼まれてそのままちょっとおしゃべり。ローマはいいと言っていたけど、お金をだまされた日本人の話をして、気を付けるように言ってくれた。気をつけよ。
帰りはトラムを利用することに。自分たちが乗った次の駅で韓国人の女の子Cが乗り込んできた(笑)めっちゃ会うなぁ。今度は向かい合わせで座ってちょっとおしゃべり。彼女も自分たちと似たようなルートで旅を続けているらしい。
続いてパルク(Parque)駅の方へいってみた。この辺には大きな公園があるんですが、この頃にはすっかり暗くなっていてよく分からず・・・。ってことでそそくさと移動。トラベルカードがあると乗り放題なので便利ですね♪
続いて向ったのはサンタ・ジュスタのリフト (Elevador de Santa Justa)。タイミング良く、あまり待たずに乗れました♪ここでもトラベルカードが使えた。かなりお得ですね。下をのぞくと、どれだけ高いかが分かります。地上を歩いている人が小さい・・・。
エレベータを降りたところからは修道院みたいな建物につながっていますが、暗いのでパス。そのまま周辺をうろうろしてケーブルカーで降りることに。
ケーブルカーも乗ったし、エレベーターも乗ったので、船以外のリスボンの乗り物は乗りつくした感じですね。
あとはスーパーで食材やらをいろいろ買いこみ。リスボンは安くて良いですね♪韓国人女の子Cが教えてくれたGinja(サクランボのリキュール?)も購入。
ホステルに荷物を取りに行くと、別の韓国人の女の子がメトロで財布を盗まれたと言ってた。けっこう現金も入れていたみたいなのでショックそう。自分も気をつけよ。日本人の女の子は昨日の自分たちの情報をもとにシントラ(Sintra)に行ったみたいだけど、あいにくの天気で眺めは良くなかったらしい・・・。ちなみに彼女の情報によるとカスカイス(Cascais)でトラベルカードをみせると1時間30分自転車が借りれるところがあったらしい・・・。
一服して話もひと段落したところで駅へ。いよいよリスボン(Lisbon)ともお別れ。来たときの夜行列車ルシタニアでの悪夢が頭をよぎったけど、今回は温度調節は大丈夫そう。
自分たちの後ろにはブラジル人科学者が座ってた。3年間リスボン(Lisbon)から出ていなかったらしい。今回はレールパスで西ヨーロッパを回るらしい。通路を挟んだお隣には電車マニアっぽい日本人男子2人組が・・・。話を聞いているとヨーロッパ中を激しく移動しまくっているみたい(汗)。観光というよりも電車に乗るのがメインみたいですね。ちょっと仲が悪そうで喧嘩してた。
そんなこんなでリスボン(Lisbon)とはお別れです。
ヨーロッパ鉄道の旅8日目に続く
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2011/02/18 (Fri.) Trackback() Comment(0) ポルトガル
2011
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ヨーロッパ・鉄道の旅7日目その1:リスボン(Lisbon)市内観光
ユーラシア大陸最西端のロカ岬に行った前日の日記はこちら
朝8時ごろ起床。昨日も一日中ウロウロしていたためか、昨夜もぐっすりと眠れた。
朝食時は日本人男子3人組とまた一緒。昨日の晩は欧州チャンピオンリーグの試合を見にいっていたらしい。ドイツのクラブチームに移籍したての岡崎もみれて満足だったらしい。本日からバルセロナへ数日間滞在してバルサの試合を見たいんだとか。テーマのある旅行もいいですね。その後は韓国人の女の子Cと話す。イギリスで語学留学していて韓国へ帰る前に一人旅をしているらしい。ちなみにこの子とは昨日のシントラ(Sintra)からロカ岬(Cabo da Roca)へ向かうバスでも一緒でした。
本日はリスボン(Lisbon)滞在最終日。チェックアウトの準備をして、荷物だけを預けてチェックアウト。本日はリスボン(Lisbon)市内でまだじっくりみていないリスボン大聖堂(Sé de Lisboa)、サン・ジョルジェ城 (Castelo de São Jorge)、くちばしの家(Casa dos Bicos)などがある東側の旧市街地方面を散策してみることに。
まずは徒歩でリスボン大聖堂(Sé de Lisboa)へ。この辺の地理は完璧ですね。この大聖堂はリスボン市内でもっとも古い教会だそうです。路面電車と同時に見るリスボン大聖堂(Sé de Lisboa)の風景はリスボンの見どころの一つですね♪。ちなみに中はシンプルな感じ。
そこからはサン・ジョルジェ城 (Castelo de São Jorge)へ。初日は道を間違えて到着するのに失敗した(こちらの記事)ので、今回は確実に看板をチェックしながら向かいました。
道中に変な看板が・・・。20世紀少年みたいですね(笑)
そしてこちらも変な場所が。人が入っては出てくるこの角は・・・
男子用のトイレでした。それにしてもまる見え過ぎ(笑)
そうこうしている内に今回は無事にサン・ジョルジェ城 (Castelo de São Jorge)に到着。入場料は€7。しかしどうも気が進まないので結局門の前まで来て入場はパス。昨日もムーアの城跡(Castelo dos Moros)をみたし、高台からの景色は初日にみたし(こちらの記事)。
ってことで次は丘を下ってくちばしの家(Casa dos Bicos)を探すことに。この辺は旧市街地っていうだけあって、丘の斜面に合わせて家が密集しており、迷路のような構造です。しかし街並みや通りの雰囲気は最高。個人的に大好きです。こんな街並みの中を散策します。
旧市街地の中は坂や階段ばっかり。リスボン(Lisbon)が7つの丘をもつ街といわれるゆえんですね。完全に方向感覚を失います。下れば海(川?)方面というのは予想できるのですが・・・。
途中、これまた奇妙な看板が・・・。なんかどっかでみたことあるなぁ(笑)
そんなこんなで迷いに迷って結局別方向からリスボン大聖堂(Sé de Lisboa)に戻ってきた(汗)地図をもたずにウロウロしているのでこういう事がたびたび起こります。。。。
そこから海に一気に坂を下ると、工事中の建物が・・・。
なにげに建物をみると壁に無数の凸凹が・・・。なんかくちばしっぽいなと思って、工事現場のおっちゃんに聞くと、これがくちばしの家(Casa dos Bicos)でした。工事中だったのね。気前のいいことに工事現場のおっちゃんが中に入れて写真を撮らせてくれました。
偶然の発見の方がインパクトが大きくて、建物の印象はほとんどなし(笑)
なんだかんだでスムーズに市内散策はすすみ、次はベレン(Belém)にある発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)とベレンの塔(Torre de Belém)を見にいくことに。
近くのメトロ駅テレイロ・ド・パソ(Terreiro do Paço)からカイス・ド・ソドレ(Cais do Sodré)駅へ移動し、そこからはポルトガル鉄道でベレン駅まで移動。
っと思ったら、列車がベレン駅に停まらずに通過・・・・。あれっと状況を把握しているうちに次の停車駅も出発・・・。ベレン駅周囲は観光名所なのですべての列車が停まると思っていたら、どうやらそうではなかったみたい・・・。
ってことで予定に反して列車にゆられてどこかに行く羽目に・・・。
ヨーロッパ鉄道の旅7日目その2に続く。
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2011/02/18 (Fri.) Trackback() Comment(1) ポルトガル
2011
02
17
ヨーロッパ・鉄道の旅6日目その2:ユーラシア大陸最西端のロカ岬(Cabo da Roca)へ
前回のシントラ(Sintra)散策の記事はこちら
無計画な旅の為、シントラ(Sintra)駅でロカ岬(Cabo da Roca)へ行く次のバスを一時間以上待つハメに・・・。
バス待ちの間、韓国人のKと出会う。イギリスの大学院で勉強しているらしい。彼と話しているうちにバスが到着。彼も行き先が一緒なので行動を共にすることに。
バスでも韓国人Kはひたすらしゃべる。結構おしゃべり好き。一人旅で心細かったのかな??そういえばホステルで見かけた韓国人の女の子も乗ってたなぁ。
細くてくねくねした曲がり道をロカ岬(Cabo da Roca)に向けてやたらとハイスピードでバスは疾走。そしてまもなくロカ岬(Cabo da Roca)に到着。
ロカ岬(Cabo da Roca)はめっちゃ風が強いけど景色は絶景。目の前には壮大な荒れた海が広がっています。大西洋でしたっけ?
岬にはユーラシア大陸最西端を記したモニュメントがありました。
まわりはこんな感じ。
次のバスまで再び1時間待ち。計画性が必要だと痛感しました・・・。一日を有意義に使って観光するには前もった準備が必要ですね。バス待ちは快適♪
そうこうしているうちにバスが来て乗車。次に向かうのはリゾート街のカスカイス(Cascais)。リスボン(Lisbon)、シントラ(Sintra)、ロカ岬(Cabo da Roca)とこのカスカイス(Cascais)を結ぶこのルートはうまく予定を組めば一日で見て回れます。お得な周遊チケットも販売されてます。
自分たちの場合、要領悪く、バス待ちで時間をロスしたのでカスカイス(Cascais)に着いた頃にはすでに陽が落ちてました・・・(泣)
そのままリスボン(Lisbon)に戻ろうかと思ったけど、韓国人Kの希望もあり、ビーチをみてから帰ることに。
ビーチは駅からすぐ。狭いけど、ライトアップされていて日没後も良い感じ♪
その後、近くのメインストリートを歩いて行くとパブやレストラン等がいっぱいならんだリゾート地っぽいきれいな街並みに。夕食もここで済ます事に決定。
その前に周囲をもう少し散策。
レストランではイワシの塩焼きとストーンバス、パエリア風の雑炊みたいなのを頼んで3人でシェア。あと、それぞれビールを頼んで一人€13。結構お得♪イワシは塩がしっかり効いていて臭みも少なくておいしかったです。
帰りは勢いでべレン(Belém)に寄る気満々だったのに、夜のライトアップされていなかったので素通り。カイス・ド・ソドレ(Cais do Sodré)駅からは歩いてホステルへ帰ることに。
コメルシオ広場 (Praça do Comércio)の前のアーチをくぐってアウグスタ通り(Rua Augusta)を通ってホステルに向かっていると、怪しげなおじさんがいっぱい。「シュポシュポいるか?」と頻繁に声をかけてくる。女性の一人歩きは危険ですね、きっと。一応警察官はいっぱい巡回しています。しかもセグウェイに乗って。
夜の街並みはまた違った雰囲気。
ホステル前で韓国人Kとお別れ。彼も近くのホテルらしい。こういった出会いも旅の醍醐味ですね。
ホステルでは昨夜しゃべってた日本人の女の子とばったり会った。エヴォラ (Évora)に行ってたみたい。良かったけど、あまり期待しすぎるとがっかりするって言ってた(笑)
そんなこんなでなんとか無事に予定ルートをまわってこれました。
ヨーロッパ鉄道の旅・7日目に続く
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2011/02/17 (Thu.) Trackback() Comment(0) ポルトガル