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ヨーロッパ・鉄道の旅6日目その1:リスボン(Lisbon)からシントラ(Sintra)へ
前日のリスボン(Lisbon)散策の記事はこちら
リスボン(Lisbon)2日目の朝は8時に起床。めっちゃ爆睡できて気分すっきり♪
無料で提供される朝食をとってリビングでインターネット。本日のプランを練りました。この時、昨夜みかけた日本人男子3人組と会ってしゃべりました。どうやら大学を卒業して就職するまでの間に世界のサッカーをみてまわるんだそうで。
ちなみにこのホステルの朝食はめっちゃおいしかったです。焼きたてのクロワッサンやパン、シリアルやコーヒー、フルーツまでも食べれちゃいます。これで一泊€8前後。ほんとサイコーですね。
朝9時半ごろにホステルを出発。向かったのはロシオ駅。本日は電車に乗ってリスボン郊外に行くことにしました。
ロシオ(Rossio)駅の階段はちょっとアーティスティックですね。
10時21分発の列車に飛び乗ったら、今朝しゃべってた日本人男子3人組と鉢合わせ。せかくなので3人としゃべりながら向かった先はシントラ(Sintra)。ここにある王宮(シントラ国立宮殿 (Palácio Nacional de Sintra))とペーナ国立宮殿(Palácio Nacional da Pena)はユネスコの世界遺産に登録されています。
シントラ(Sintra)で彼らとはお別れ。自分たちは駅前の観光センター(?)で€10のバスパスを購入。これでこのあたりのバスにのれます。王宮(シントラ国立宮殿 (Palácio Nacional de Sintra))やペーナ国立宮殿(Palácio Nacional da Pena)に行くのであれば何らかの交通機関を使わないと、徒歩では地獄です。。。ちなみに、自分たちは列車のパスをもっていたのでバスパスを別途購入したのですが、日本人男子3人組のように列車のチケットも購入する場合は、シントラやロカ岬、カスカイスの周遊チケットが格安で購入できるようです。
バスにのってまず到着したのは王宮(シントラ国立宮殿 (Palácio Nacional de Sintra))。現在はミュージアムとして利用されています。入場料は€7。あまり興味をひかれなかったので今回はパス。
次に来たバスに乗って頂上を目指します。バスは狭くて急な山道をガンガンに飛ばしながら登っていきます。けっこうアグレッシブ(笑)バスからはシントラの街並みがみれます。結構いい感じ♪
で、次に到着したのはムーアの城跡(Castelo dos Moros)。7~8世紀にムーア人によって建設され、現在は廃墟のようになっています。ここへの入場料はペーナ国立宮殿(Palácio Nacional da Pena)とセットで€12。
入り口をくぐって奥へ進むと城壁や見張り台の跡などかつての要塞を思わせるものがあります。
このあたりには城跡を調査する人たちがいっぱいいました。かつての住人や兵士の遺体が埋められているようです。
門をくぐって城の奥へと進んでいくと・・・
目に飛び込んできたのはシントラの街とその周辺の絶景!
よくこんな山肌に建てたな~。と思ってしまうほどすごい山肌に建てられています。高いだけに風が強い・・・。カツラの人は要注意ですね(笑)足の悪い人にはここは地獄です。。
こんな感じで城壁が建てられています。ちょっと万里の長城みたいですね。右に見える山頂に建てられているカラフルな建物がペーナ国立宮殿(Palácio Nacional da Pena)です。
城跡頂上からの見張り台からの景色はさらにサイコー。
がんばって登った分、同じだけ頑張って下りました・・・。
次に向かったのはペーナ国立宮殿(Palácio Nacional da Pena)。かなり独特な色使いのカラフルな建物。迷路のように入り組んでいます。外観に負けず、内観もかなり豪華でしたが、残念ながらカメラ撮影NG。ってことで外観の写真をいくつか貼っておきます。
ここからの眺めも良いですが、個人的にはムーアの城跡(Castelo dos Moros)からのほうがおススメですね。
ペーナ国立宮殿(Palácio Nacional da Pena)からバスに乗って再びシントラ駅へ。この下り道もこれまたすごい坂道。そしてすごい運転。結構楽しめます。
シントラ駅に戻って、次に向かうのはロカ岬(Cabo da Roca)。ユーラシア大陸最西端です。ここからはバスでの移動。
・・・なのですが、次のバスまで1時間待ち・・・。事前に時刻表をチェックして計画的に行動した方が良いなぁと思う瞬間です(汗)無事に予定通り観光できるんでしょうか・・・。
ヨーロッパ鉄道の旅6日目その2に続く。
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2011/02/17 (Thu.) Trackback() Comment(0) ポルトガル
2011
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ヨーロッパ・鉄道の旅5日目その2:リスボン(Lisbon)の街を散策
前回の午前中のリスボン(Lisbon)散策はこちら
目指していたはずの『サン・ジョルジェ城(Castelo de São Jorge)』がなぜか対面の丘の上に・・・。
あれっ?と思っていると空にはみるみるとどんよりとした雨雲が・・・。
そしてあっという間に土砂降り。。。。
とりあえずすぐそばにあった教会のような建物に避難。
そしてちょっと状況を把握してみると・・・
どうやら『マルティン・モニス(Martim Moniz)』からサン・ジョルジェ城を目指しているはずが、路地を楽しみながらウロウロしているうちに隣の丘に行ってたみたい(笑)そしてサンジョルジェ城の隣の丘に見えていた大きな教会みたいな建物サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院 (Igreja ou Mosteiro de S?o Vicente de Fora)の前に辿りついたみたい。。
雨がやむのを待ってこちらの丘周りを散策。
イギリスの格安スーパーTESCO風のスーパーでバナナのドライフルーツやビール、おかしな形のパスタを購入。そしてすぐそばの軽食屋でとりあえず腹ごしらえ。
安くてうまい!なんとディッシュメニューは€3.9。スープは€1.2。やっぱり食事は観光エリアをはずした方がいいですね♪
食後は再び散策。狭い道に路面電車や車が窮屈に走っていてなんだかイイ感じ。下町風ですね(笑)
そしてスーパーで品定め&物価チェック。魚介類が豊富。サラミがいっぱい売っている以外はなんだか日本と食材が似ているきがしました。
疲れたので28番の路面電車に乗って一気にマルティン・モニスまで下りることに。
€2.5かかったけど、後々聞いた話では、入金できるプリペイドカードを使えば€0.9で、€3~4のやつだと1日乗り放題みたい。。。この辺の情報は事前にチェックしておくべきですね・・・。ノープラン旅行のデメリットの一つです。。。
今度は海辺の方へ移動してみることに。この頃には天気は再び晴天。めっちゃ気持ちいいですね。
ロシオ駅の方へいったん戻って、そこからメインストリート沿いに海へ向かっているとサンタ・ジュスタのリフト (Elevador de Santa Justa)と呼ばれるエレベーターを発見。ロンプラ
でも紹介されているリスボンの観光スポットの一つのようです。
とりあえず今回は素通り。メインストリートを進むと目の前に凱旋門のようなアーチが。
アーチをくぐると海に面したモニュメントのあるコメルシオ広場 (Praça do Comércio)がありました。っていうか海なのかな??対岸に陸がるのと地形的には川なんでしょうか??まあ、磯の匂いとカモメが海を感じさせてたので今後海という事でブログを進めます。
ここの広場では怪しげなおっさんが頻繁に近づいてきて「シュポシュポいるか??」みたいな事をしつこく聞いてきます。結構面倒臭いのでそそくさと移動することに。ちなみにシュポシュポとはマリファナの事をさすようです。
今度はひたすら西の方向へ。ロンプラ
で紹介されていたケーブルカーのあたりに到着したあたりで再び天気が悪くなってきたので教会みたいなところで雨宿り。で、雨でちょっとテンションも下がったのでロンプラお勧めの25番の路面電車で再びマルティン・モニスに戻ることに。
この25番の路面電車はロンプラ
をはじめ各ガイドブックで絶対に乗っておいた方がいいお勧めの路線のひとつ。旧式タイプの味のある車両で、リスボンの旧市街地の味のある風景が楽しめます。乗った感じはさながら遊園地のアトラクションみたい(笑)狭いくねくねした路地を登ったり降りたり。観光名所であるカセドラルのまん前も通過します。ほんとおススメですね。
広場に到着してからはホステルへ戻ることに。ホステルに帰ってシャワーを浴びて、洗濯。洗濯は手洗いです(笑)そしてキッチンで手持ちの食材とビールで晩飯。っていうかほとんどビールの当てですけど(笑)
食事中に二十歳前後の日本人女性に会いました。就職前に世界1周旅行をしているのだとか。その他にもアメリカ人やスウェーデン人、韓国人、ドイツ人とかとも仲良くなったり。このホステルはおしゃれで綺麗なうえにアットホームでリラックスできるので、他のゲストとも仲良くなりやすい気がします。そしてなによりも安い。。。ここはかなりアタリです♪そうそう日本人男性3人組も見かけました。。
そんなこんなでリスボンの初日は過ぎていったわけでした。前夜の過酷な夜行列車のこともあり、夜は爆睡。。。
ヨーロッパ鉄道の旅・6日目へ続く
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2011/02/16 (Wed.) Trackback() Comment(0) ポルトガル
2011
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ヨーロッパ・鉄道の旅5日目その1:夜行列車でリスボン(Lisbon)に到着。街をうろつく。
前回の日記、コルドバ(Cordoba)観光の記事はこちら
この旅初めての夜行列車。レールパスを持っているのでマドリッドからリスボンまで予約料金の€6ほどで乗れてしまうというお財布には大変やさしい列車なのですが、身体にはかなりきつかった・・・。
なんといっても温度調節がめちゃくちゃ・・・。
はじめはちょっと寒かったのに、その後ヒーターがオンになってめっちゃ暑い・・・。車内は乾燥しまくり(汗)、そしてその後は冷房がガンガンに効いてて寒いのなんの・・・。
こういう列車の車内って暑すぎるとムッとしてて気分が悪くなりがちなんですが、寒すぎるのもちょっと・・・。
極端な温度変化と車内の乾燥っぷりにやられて喉が痛くなって、風邪気味に。
自分は結局寒すぎてほとんど眠れず・・・。列車自体はがら空きだったので空いているシートに移って足を延ばして横になれたのですが・・・。
そういえば、夜中の国境辺り(?)で切符のチェックも来るから起こされるし・・・。
そんなこんなでポルトガルのリスボン(Lisbon)に朝一に着いたのですが、すでに体力消耗状態(笑)
とりあえず予約していたホステルに移動しようっていうことに。駅はちょっとかわいらしい感じ。正面の建物にはロンドンの地下鉄のマークみたいなのが・・・。
とりあえず歩こうかと思ったけど、雨が降ってきた。寝不足&風邪気味&雨空という状態でホステルまで歩く気にはなれず、メトロで移動することに。
メトロは€0.9だったけど、切符となる磁気カードの代金として€0.5ほどとられた。あとあと知ったけど、回数券みたいな何度も使えるタイプのものを買うと初めに€0.5でこの磁気カードみたいなのを買って、それにチケットを繰り返して買いたせるみたい。
Restauradores駅まで移動。数駅だったのであっという間。メトロは結構きれいで清潔感がありました。ホステルは駅近くだったけど、お決まりのチョイ迷い。
ホステルのレセプションに行くと、チェックインは14時かららしい。けど、ホステルに荷物を置いて談話室も使っていいってことなので、インターネットをしながらちょっと一服。このホステル、一泊€7~8ぐらいだったのにめっちゃ綺麗で快適♪しかも朝食付き。
そうこうしていると外の天気がめっちゃ良くなってきたので、チェックインの時間までちょっと街を散策してみることに。
外に出るとめっちゃ晴天になってた。
ポルトガルの首都リスボンは別名『7つの丘の街』といわれるほど丘が多く、当然坂道だらけ。そんな街中の丘の上下移動の為にケーブルカーが利用されていて、リスボンの街の名物になっています。そのケーブルカーがホステルの近くにもありました。
結構、いい味がでています。ケーブルカーの線路の横は歩道になっていて歩いて坂を上る事も可能です。
歩いて坂をのぼっている間にも何度かケーブルカーが往復していきました。結構すれすれで通り過ぎるので若干危険な気が・・・。
坂を上ると小高い丘の上なのでちょっとした絶景。そこから迷路のような路地を歩いて向い側の丘の上にみえる『サン・ジョルジェ城(Castelo de São Jorge)』へ向かう事に。
歩くこと数十分、丘を下って広場に到着。ここは『マルティン・モニス(Martim Moniz)』という場所で多くの市電(路面電車)やバスが停まっていました。
ここから周りを見渡すと、サン・ジョルジェ城のある丘だけでなく、他の丘の上にも立派そうな建築物がみえます。
とりあえずサン・ジョルジェ城へ向かって丘登り開始。狭い階段や入り組んだ路地をひたすら進みます。町並みは結構アートな感じで、古い建物や壁に書かれた絵が良い雰囲気を演出していました。いくつかの建物の壁は装飾されたタイルで埋め尽くされていてかなりかわいらしい感じです。このタイルはポルトガルの有名な装飾法みたい。
結構高所まで登ってきて、周りを見渡すとかなり感動。町並みがめっちゃ綺麗。この町並みと迷路のような路地やそこを駆け抜ける路面電車などがバランスよくまとまっていてめっちゃ楽しい。ただ単に歩きまわるだけで楽しめる街ですね。
などと思いながら適当に路地を進んでいくと、とうとう高台に到着。『登りきったー』と満足げに町並みを眺めると、やはり期待を裏切らずに絶景が飛び込んできました。
いや~、感動。リスボンに来る前は特にこれといった期待もなかったし、有名な建物とかも知らなかったけど、町並みと雰囲気が最高です。目的もなくもう一度来てみたい街です。
しかし、ふと気付くと・・・。
あれ?サン・ジョルジェ城が向こうの丘の上に見える・・・。
まさかの道間違い・・・。そして空には一気にどんよりとした怪しげな雲が・・・。
ヨーロッパ・鉄道の旅5日目その2に続く・・・。
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2011/02/16 (Wed.) Trackback() Comment(0) ポルトガル