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おかげ横丁
伊勢神宮の内宮の前に広がる昔ながらの街並みを再現した『おかげ横丁』。第61回神宮式年遷宮の年、1993年(平成5年)7月16日に、伊勢神宮内宮門前町「おはらい町」の中ほどで、お伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持を持って開業したそうです。
この『おかげ横丁』についてはHPの紹介文からもう少し引用しておきます。
江戸時代、当時の人口の1/5にあたる人々が、日本全国から「伊勢に行きたい伊勢路が見たい せめて一生に一度でも」と伊勢へ押し寄せました。居住移動することを制限され、満足な宿泊施設もない当時の参宮は、まさに命懸けの旅であったことでしょう。
しかし、伊勢の人々は、自分の施しが神様に届きますようにと「おかげの心」で「施行」と呼ばれる振る舞いを行い、物・心の両面から旅人を支え、あたたかく迎えたと言われています。時代は変わり、平成の世となりましたが、伊勢人の中には、日々あることを神に感謝する「神恩感謝」の精神が受け継がれています。そして、自然の恵みに感謝し、日々おかげさまの心で働く、伊勢人たちによって息づく町、それが「おかげ横丁」です。
伊勢神宮の内宮に行った際に散策したので、すこし紹介します。
おかげ横丁は駐車場と内宮とを結ぶ通りの役割を担っています。内宮に近い駐車場もあるのですが、こちらはたいがい満車状態なので、車で行った際はこちらに駐車することになると思います。この日はさらに満車で、河川敷の臨時駐車場を利用しました。
そのまま河川敷を進んで行くこともできます。のんびりしていていい感じ。
遠くには味のある橋と瓦屋根の建物を望むことができます。
このまま河川敷を歩いてもいいのですが、おかげ横丁の通りも気になったので、河川敷からはずれて通りの方へ。通りはこんな感じ。雰囲気がでてます。
この雰囲気を演出しているのが、こちらの建物。郵便局も銀行もすっかりと街並みに馴染んでいます。郵便局の看板に至っては右読みですからねー。
ふらっと入ったお店はお香の専門店でした。品ぞろえがスゴイです。店内中、さまざまなお香で埋め尽くされていました。
さらに進むと赤福本店があります。かの有名な赤福餅の製造元です。先ほど遠目に見えていた橋のそばですね。
この赤福本店は常に人だかり。行列もできていました。その理由は、夏限定の『赤福氷』。赤福餅入りのかき氷です。赤福餅はいろんなところで買えますが、赤福氷はここでしか食べられません(たぶん)。
そのはす向かいには松坂もめん専門店があります。店内中に松坂もめんで作られた製品が並んでいます。買いたいものがいっぱいあったのですが、その中からひとつに絞って、小銭入れを購入しました。
この赤福やもめんや藍のある交差点の西側にもおかげ横丁は広がっています。こちらは休憩できるベンチや飲食店や食料雑貨店などが並んでいるかんじ。
奥には『おかげ座』という、おかげ参りの様子を再現した歴史館があります。射的などのゲーム屋さんもありました。猫の石像が可愛いですね♪
元の通りに戻って、内宮をめざします。この通り沿いにはお土産物屋や酒屋、お食事処など、さまざまお店が並んでいます。
カエルばっかり売っているお店もありました。おもしろいですね。
伊勢の地ビールも売っていました。お持ち帰りだけでなくその場で飲めるパブのような店もありましたよ。車なので当然飲みませんでしたが・・・。
通り全体に統一感があって良い趣が演出されて十分に楽しめました。そんな賑やかなおかげ横丁を抜けて伊勢神宮の内宮へ。
おかげ横丁のHPはこちら
つづく
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2012/07/28 (Sat.) Comment(0) 三重
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