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ヨーロッパ鉄道の旅13日目その2:ミラノ(Milano)のスフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)
前回の最後の晩餐(the last Supper)を見にいった記事はこちら
最後の晩餐(the last Supper)を鑑賞した後は最後の晩餐(the last Supper)が保管されているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)とドミニコ修道院の周囲をぐるりと散策。Cenacolo Vincianoというのは建物の名前ではなく、チケット予約のサイト名なんでしょうか??この建物は世界遺産にも認定されているようです。敷地内には桜の木もありました。
周りのレンガで敷き詰められている道もいい雰囲気ですね。
見たことのないメーカーのかわいらしい車が停まっていました。運転したら楽しそう。
その後、近くの国鉄駅(?)のカドルナ駅(stazione di Milano Cadorna)で次に乗る列車のチケットを買おうと思ったら・・・
セントラル(Milano Centrale)駅へ行けと言われた・・・。面倒臭い・・・。この駅の構内にはおいしそうなパン屋さんがあって、結構行列ができていました。値段もお手ごろだったので、ここの出来たてパンをお昼ご飯にすることに。チョコクロワッサンとピザパンを買ったのですがどちらもおいしかったです♪ピザパンに関してはかなりモチモチ♪さすが本場イタリア。
飯も食べたところで、さてどうしよう??と思っていたら、すぐそばに大きな要塞みたいな建物が。。。
ってことで行ってみました。
どうやらスフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)という名の昔の城塞のようです。防衛機能も抜群で高い塀と深い堀。侵入は困難だったんでしょうねぇ。
となりにはだだっ広いセンピオーネ公園(Parco Sempione)という広場が広がっています。遠くの方には凱旋門のような立派な建築物が。地図で見るとピアッツァセンピオーネ(Piazza Sempione)という場所あたりのようです。前の白いテントみたいなのはなんでしょ??いろいろと疑問ものこりましたが、公園がめっちゃ広いので気にしないことにして自分たちはスフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)の方へ。
城塞だっただけあって外壁や門が厳格な感じをかもしだしています。
スフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)は今は美術館として公開されていてミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」が展示されているようです。美術に関心が薄いのと最後の晩餐(the last Supper)でお腹いっぱい気味だったので入場はせず。ところどころに美術館風な雰囲気もでてますね。壁には彫刻みたいな作品が。いわれてみればミケランジェロ風ですね(笑)関係ないのかもしれませんが・・・。
ずっと進むと中庭みたいな広場に到着。外壁と塔(見張り台?)がいい感じの雰囲気。歴史を感じます。どうやらここが正門のようですね。
外に出て見張り台を振り返ると・・・・時計台??いやどっちの機能も持っていたに違いない。日本にはない城塞ですね♪ヨーロッパって感じ。
あとで調べた情報によるとこの美術館は無料で公開されている日があるようです。観光に行こうと思っている方は事前にチェックしておいた方がいいですね。
ヨーロッパ鉄道の旅13日目その3に続く。
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2011/02/24 (Thu.) Comment(0) イタリア
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ヨーロッパ鉄道の旅13日目その1:ミラノ(Milano)で最後の晩餐(the last Supper)
前日のニース(Nice)のカーニバルについてはこちら
久しぶりのホテル泊。っていうか今回の旅初のホテル泊です。寝るときは快適♪と思って寝たものの、明け方にちょっと寒いと思って目が覚める。セントラルヒーティングをチェックすると動いてなかった・・・。コノヤロー。
もう一度寝て、朝8時ごろにのんびりと起床。朝シャワーを浴びたりしてのんびりと準備。カメラの写真を整理しようと思ってパソコンを起動させたら部屋でもネットが使えた・・・。部屋ではWiFiが使えないっていうから昨夜は寒いロビーで頑張ってたのに・・・。コノヤロー。
チェックアウト時間ぎりぎりまでのんびりと過ごして、10時ごろにチェックアウト。ちなみにこのホテルのエレベーターはかなりレトロで古い。写真を見てわかるようにボタンは赤と緑の2つだけ。ふつうの部屋のドアみたいな扉を開けるとエレベーターの観音開きの扉があります。もちろん手動(笑)バックパック1つと人一人でギュウギュウ(笑)けど、いい雰囲気がでてます。
荷物をホテルに預けて、まず向かった先は・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐(the last Supper)』のチケット取り。
昨日、ミラノ(Milano)の事を調べていたら、この街に『最後の晩餐(the last Supper)』が保管されていて、一般公開されているんだとか。これは見とくしかないな!ってことでチケットを買いに向かったわけです。
唯一の問題点は、作品の保護管理の為に厳重に入場者制限が行われているのと、『最後の晩餐(the last Supper)』が非常に人気があるってこと。どのガイドをみても「予約必須」と書いています。。。
まぁ、ダメもとで言ってみようって感じです。せっかくミラノ(Milano)に来たんだし。
街を走る路面電車は昼間見てもいい雰囲気がでてますね。
ミラノ(Milano)の街は自分の想像とは違って古臭い印象だけど、それはそれでいい街並みがでています。
本日はメトロに結構乗ると思ったので1日券を購入。€3。安い。宿泊費は高いけど、交通費とかは結構安い感じ。Cadorna FNM-Triennale駅までメトロで移動して、そこから歩いて数分ぐらい。メトロはガラガラでした。
地上に出てからは道行く人にラストサパーはどこ??みたいな感じで道を聞きながら移動。途中にあった日本人や他の観光客はやっぱりチケットを予約しているらしい。。。
街中の交差点は今までの街とは少し違った感じで新鮮でした。路面電車がよく整備されています。
迷いながらも少し歩くと建物が見えてきました。独特の造りと存在感。
建物をまわりこんで入口に着くと結構な人だかり。
大丈夫かなぁと思いながらチケット売り場に行くと・・・・
あっさりと買えました♪
時間制で12時15分入場。10分前にはここに戻って来ておけとのこと。いや~、ラッキーです。どうやら観光シーズン直前というタイミングもよかったみたい。
1時間ほどあったのでメトロでセントラル(Milano Centrale)駅に行って、今後の列車のチケットについて聞いたり、購入したりしようということに。メトロで移動して、チケットオフィスを覗くとすごい行列・・・。これは『最後の晩餐(the last Supper)』に間に合わないなと思って、トイレだけして戻ることに。っと思ったらトイレも有料。。。。ヨーロッパはトイレに困ります。。
しょうがないので近くのマクドナルドで無料トイレ。困った時はマクドナルドですね(笑
いよいよ『最後の晩餐(the last Supper)』へ。10分前にひとつのフロアに入場者は集められます。時間制で一回に25人までという人数制限付き。いたるところにカメラが設置されていて厳重に監視されています。4重にもおよぶ厳重なセキュリティを抜けて大広間へ。目の前の扉が開いて、次の小部屋に全員が移動。全員が移動したのを確認したら後方の扉が閉まって、前方の扉が開いて次の小部屋に移動ってな感じです。
間接照明で薄暗い大広間に入ると目の前には『最後の晩餐(the last Supper)』が。テレビや本でしか見たことがなかった『最後の晩餐(the last Supper)』の本物が目の前に。しかも結構でかい。感動ものです。 ダ・ヴィンチ・コード
で言われていたように、なにかの暗号が隠されているんでしょうか??再び ダ・ヴィンチ・コード
が読みたくなった瞬間です。
ちなみにこの建物は戦時の空襲で壁の一部が倒壊してしまったようです。以前は広間一面が装飾されていたそうです。
超厳重な管理のもと、大切に保存されており、当然のごとくカメラ撮影禁止。隠し撮りしようものなら恐ろしいことが起こりそうな雰囲気でした。ってことで写真はありませんが、ミラノ(Milano)に行ったら是非見た方がいいですね♪
『最後の晩餐(the last Supper)』を堪能した後は再びミラノ(Milano)へ観光に。
ヨーロッパ鉄道の旅13日目その2に続く。
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2011/02/24 (Thu.) Comment(0) イタリア
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ヨーロッパ鉄道の旅12日目その6:ニース(Nice)のカーニバルを楽しむ
ニース(Nice)の街を散策した記事はこちら
ニース(Nice)のカーニバルのインフォメーションとチケット売り場はメインスタンドそばの公園付近にありました。
何人かが列を作っていたので列に交じって待っていると、海辺の方から音楽とともに歓声が聞こえ出しました。どうやら海辺の会場でパレードが始まったみたい。
公園とカーニバル会場を区切る柵の周りには多くの人だかりが。自分たちも公園を抜けてそっちの柵の方へ移動。公園は楽しい雰囲気にいろいろと飾られていて子どもが喜びそうな感じでした。
柵のそばで石に乗って背伸びをすると柵の上から辛うじてパレードが見えました。ロンドンのノッティングヒルカーニバルの小規模な感じといった印象。デコレーションされた車にのって多くの人がノリノリでパレードしています。
みんな大盛り上がりでいい雰囲気ですね♪
しばらく柵の外からパレードを眺めていると・・・・
子連れのごっついおばちゃんが柵の前に割り込んできて・・・・
柵のつなぎ目を破壊(笑
そのまま何事もなかったように会場内に入っていくおばちゃんと、柵にもたれていてバランスを崩した人たちとともに、流れ込むように会場内へ(笑
ってことで、ここからは会場内からパレードを楽しみます(笑
ってことで何枚かパレードの様子の写真を載せておきます。カーニバル中はパレード車の上から黄色い小さな花を投げていて、それをみんなで取り合ってたけど、なんでしょ?あれは?キャッチしたら幸せになれるみたいな感じでしょうか??
夕方頃に人込みを押しのけてなんとかパレード会場から脱出。今夜のうちに次の目的地に移動することにしたのでホテルに預けてある荷物を取りに向かいます。
メインスタンド周辺には人も増えていました。
で、荷物を受け取って電車に飛び乗り次の目的地へ。
ニース(Nice)の街並みを眺めならが列車に揺られること1時間ほど、
フランスとイタリアの国境付近のVentimigria駅で乗り換え。ベンティミグリアと発音するのかな??
ちなみにここでは、乗り換え時間15分後という忙しい状況なのに、列車が数分間遅れて到着(汗)ダッシュで次のプラットフォームに行って列車に飛び乗る。。。。はずが、駅員にこの9号車両は故障だから、8号のコンパートメント2か3か9か10に入れと。列車はショボいし、ボロい。。。マドリッドからバルセロナ間の地獄の夜行列車を彷彿させる雰囲気。まだこっちはゆったりとしているだけましか・・・。ちなみにトイレはボットン便所で、そのまま線路に垂れ流し。トイレの穴から線路が見えてた。
車窓からみるジェノバ(Genova)の街はけっこうな都会でおしゃれな感じ。会話は自然にカズの話に。しばらく停車した後、列車が逆方向に動き出した。ヨーロッパではこういった方向切り替えが結構あります。スイッチバックというのかな??
さらに列車に乗ること数時間。イタリアのミラノ(Milano)に到着。駅舎の作りはかなり立派です。(写真はうまく取れてないけど・・・)。見栄っ張りのイタリア人の象徴と言われているようです。
到着後、まず向かったのはチケット売り場。次の列車の予約が目的。なんて言ってもここミラノは宿泊費が高くて高くて・・・。格安のホステルを渡り歩いている貧乏旅行者には厳しいまちです。まずホステルはみつかりません。どこもホテルばかり・・・。ニース(Nice)に到着した晩に宿探しに苦戦した理由はここです。。。全然宿が見つけれなくて・・・。ってことでダッシュで観光して早々と次の目的地に移動することにしたわけです。あと、イタリア(Italia)滞在予定最終日から他の国へ移動するときの列車のチケットも予約しました。
チケット予約後はメトロ(地下鉄)でホテルへ。地下鉄の駅はかなり、雰囲気が悪くて不潔。チケットの券売機でチケットを買っていたら、変な2人組が自分たちの後ろにピッタリと張り付いてた。チケット購入に夢中になっている人のバックからスリをしようとしていたのか、お釣りのとり忘れをハイエナしようとしていたのか・・・。言葉は悪いですが汚水の臭いにおいのするメトロの改札付近にピッタリなイメージの2人組っていうのが第1印象。みなさん気をつけましょう。
メトロは古臭い。そしてドアの閉まり方が殺人的に速くて勢いがあります。結構危険(汗
なんか自分がミラノ(Milano)に抱いていたオシャレで華やかなイメージとは真逆ですね。
メトロを降りてからはホテルまで軽く迷う。お決まりですね(笑)地上を走る路面電車はレトロでいい雰囲気です。
で、ホテルに到着。イタリア語しか話せないおばちゃんがお出迎えしてくれて、大苦戦。Wifiのパスワードを間違って教えてくれたりでなにかとたいへんだったけど、結構フレンドリーで親切。
翌日に移動することに決めたんで、次の宿を探すもののこれまた苦戦・・・。さらにこのホテルには似つかないかなりオシャレなモデル風の長身の美男子がホテルにチェックインしにやってきて、『こんな部屋ではインターネットが使えない汚いホテルではだめだ!』みたいなクレームで違うホテルを探そうとするもiphoneのバッテリー切れ。知り合いに電話するもミラノの地理がわからないので全くお手上げ、みたいなってことで自分のパソコンでインターネットさせてあげたりしてたので最後の最後までバタバタして就寝。ちなみにその彼、ホテルを調べて電話したりするときに一泊の値段はいくらでもいいみたいなこと言っていたので、かなりの生活レベルの高さなんでしょうねぇ。
今夜の部屋はボロくてもホテルだけあって、快適なのでゆっくり眠れそう。あのオシャレな美男子はこんなホテルは絶対に嫌みたいなこといってたけど、自分たちには快適でした(笑)
ヨーロッパ・鉄道の旅13日目に続く。
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2011/02/23 (Wed.) Comment(0) フランス